事業者からみたメリット満載の企業型確定拠出年金(iDeCo)

 

実はNISA以上にメリットが大きい企業型確定拠出年金(iDeCo)ですが、
制度周知が行き届いていないがために、
厚生年金適用事業所(約230万社)のうち1.5%にしか普及していません。
つまり70社に1社程度しか導入されていない状況です。

言わずもがな、
この制度の最大のメリットは、
掛け金が全額が、
「税金」や「社会保険料」の算定対象外となることです。

具体的には、
①拠出時のメリット
掛け金は給与とならないため非課税=年収を掛け金分圧縮できる
その分、所得税・住民税・社会保険料が安くなるというわけです。

②運用時のメリット
運用益は非課税=NISAのような機能を兼ね備えている。
ちなみにNISA・積立NISAよりも期間・金額ともに大きな非課税を得ることも可能です。
とは言え、
運用には損するリスクもあるので、
それを何が何でも回避なさりたい方向けには、
「元本確保商品」が選べるように制度設計されていますので、
①のメリットを享受しつつ、②は損も得もしない選択肢まで可能です。

③給付時のメリット
「一時金」受け取りと「年金」受け取りが選べますが、
税控除を考えると「退職控除」が使える「一時金」受け取りが魅力です。

ちなみにこれらメリットは、
制度導入する事業者自身にとっても年収圧縮・節税効果があり、
同様に従業員さんにとっても効果があります。

このように大きなメリットがある企業型確定拠出年金(iDeCo)ですが、
制度導入をする事業者にほとんど手間がかからないのも助かると思います。

どういうことかというと…

会社全員の強制加入ではないので、
「やりたい人」だけやればいいし、
「やりたくない人」はやらなくてOKなので
従業員さんから不満の出ない制度でもあります。
制度導入は従業員さんにとっては、
老後に向けた資産形成の選択肢が増えるというメリットしかありません。

従業員さんの老後資金を税制優遇などで効率よく準備できることから、
複利厚生の一環となることも企業側のメリットです。
つまり従業員募集などにも記載できます。

ファイナンシャルプランナー事務所・守錢堂では、
確定拠出年金(iDeCo)の制度解説から導入支援までを一貫してサポートしています。

ご相談はお気軽にどうぞ。

確定拠出年金(iDeCo)のご相談はこちら

「事業者からみたメリット満載の企業型確定拠出年金(iDeCo)」へのコメント

コメントはありません

コメントを残す