転ばぬ先の杖!高配当投資検証⑤

ファイナンシャルプランナー事務所・守錢堂では、
投資を初めてなさる方、もしくは初心者の方、リスクが恐い方には、
“配当金”を受け取ることで収益を得る手法をよくご案内しています。

『高配当狙いの株式投資』ですね。

株式投資の中ではリスクが低く、
中には5%以上の配当利回りも期待できる銘柄もかなりあり、
「配当ライフ」を夢見がちですが…

高配当目当てに購入した株価が暴落、
配当が少額すぎて得した感がしない、
分配金が税金で相殺されてしまった…
などなど。

銘柄選びの前に知っておきたい、
ありがちな失敗例と、
その防止策を8つのケース(①~⑧全8話)にまとめました!

期待通りの高配当ライフを送るためのヒントになれば幸いです。

 

失敗⑤:高配当を期待して5年以上保有しているが、配当が少なすぎてありがたみをあまり感じられない。売りたくなってきた。

[予防策]複利投資&10年単位でのんびり構えよう

高配当銘柄とは一般に配当利回りが3~4%を超える銘柄のこと。
定期預金などと比較すれば3%は高金利といえますが、
それでも投資金額が少ないと、
受け取れる配当金も“ありがたみ”を感じるほどではありません。

例えば投資金額が100万円の場合、
3%は3万円。5%でも5万円。
ちょっとぜいたくをすると使い切ってしまいそう。

“ありがたみ”を感じたいのなら、
資産形成を目的とした10年単位の長期投資と決めて、
配当金を使わずに全て再投資して、
複利効果を味方に付けましょう。

資産形成目的なのだから、
投資資金は配当金に限ることなく、
新たな資金を加えて、
なるべくたくさんの株を買うこと。

ちなみに配当金の受け取りを「株式数比例配分方式」にしておくと、
配当金が証券口座に入金されるので買い増しが楽にできます。

複利効果を味方に付ける前提として、
最初に買う銘柄は、1年で株価が2倍、3倍になりそうな(その代わり業績が安定せず、配当にも波がある)成長銘柄ではなく、
業界のリーダー的存在で、
財務内容が良く、
収益を着実にあげ、
配当を出し続けている優良銘柄を選ぶこと。

目先の株価の上下に惑わされずに機械的に買い増ししていくと、

複利効果と買い増し効果によって、
投資残高は急カーブを描いて増えていきます
。1,000万円に到達すれば、
配当利回り3%の配当金は30万円、
5%なら50万円。

もう“ありがたみ”を感じないなんて言えなくなります。

出典 : https://media.rakuten-sec.net/articles/-/29772

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