老後2000万円問題を今、考えてみる

一昨年話題になった「年金2000 万円不足問題」の発端となった金融庁が発表した金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」についてです。

皆さん読まれましたか?

年金だけでは毎月約5 万円不足、それが30年続くと約2,000万円不足する、だけ書かれていたわけではないことはご存知かと思います。

では何が書かれていたか、
「長期積立分散」投資が有効であると記載されています。

それ以外にも、人口動態・収入支出動向・就労状況や退職金、認知症などにも触れられています。たった1回だけ出てきた2000万円についつい話題を奪われがちですが。

そして、現状整理、基本的な視点及び考え方のあとに『 考えられる対応』 の記述があります。

ここ、非常に大事です。

<個人として現役期>
・若いうちに資産形成の有効性を認識する
・少額からでも長期積立分散投資を行う
・自らに相応しいライフプラン・マネープランを検討するために、
信頼できるアドバイザー等を見つけて相談する

<金融サービスのあり方(抜粋)>
・顧客本位の業務運営の徹底
・顧客にとって相応しいサービスの提供 ・リスクやリターンを
顧客が自ら判断できるようにするための分かり易い情報提供 ・資産形成のニーズに対して
短期的な取引関係に終わらせず、長期積立分散投資等の提案 etc

<環境整備>
・資産形成・資産承継制度の充実(iDeCo とつみたて NISA を紹介)
・金融リテラシーの向上
・アドバイザーの充実「個々人のライフスタイルが多様化する中、それぞれに的確なアドバイスができる存在が重要。顧客の最善の利益を追求する立場に立って、顧客のライフステージに応じ、マネープランの策定などの総合的なアドバイスを提供できるアドバイザーが必要。

※他にもリタイヤ前後期・高齢期も記載あります。(今回は現役期のみ掲載)

いかがでしたでしょうか?

今回は、
「老後2000万円問題を今、考えてみる」
として、老後2000万円を思い出してみました。

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